いつも疑問に感じていたことがありました。聞こえる人が手話を教えるのと、聴覚障害者が手話を教えるのと、なんだか違うということです。たぶん手話の種類なんでしょうね。 日本手話を学びたくても学べないですし、日本語対応手話を身につけてもそれ以上のレベルには進めないのです。 書籍やＤＶＤでは限界を感じました。いろいろサークルの行事などに参加しても手話で会話するのはできても、それ以上は望めず無理かなと思いました。 でも、この手話教室に参加してからは大満足です。ナチュラルアプローチ法によって日本手話で手話を習うという画期的な方法は、これが私の望んでいたことと感動しました。こうなると夢中で授業に参加したくなるんですよね。 そして授業内容がまた面白くって、手話をある程度理解していた私でも、どっぷりとはまってしまいました。先生の教え方がうまいのは勿論なんですけど、手話の本来持っている魅力みたいなものを思い切り感じ取ることができるので、うれしくてたまらないのです。 手話がわかるという感覚は、同時に自分もこうやって表現したらどんな聴覚障害者にも通じるという自信にもなります。もっと勉強してうまくなりたいです。私はこの手話教室に通って、本当によかったと思っています。